情報学部の授業内容や就職先ってどんな感じ?
21UF0041 政廣謙志
自分:今回は「情報学部の授業内容や就職先ってどんな感じ?」と題して、現在4回生である情報学部の学生にインタビューをしていきたいと思います。彼は広島の情報系を扱う大学の大学生で、名前をYさんと言います。今日はよろしくお願いいたします
Yさん:よろしくお願いいたします。
自分:まずは、ご本人のことについてお聞きします。なぜ情報系の大学を選ぼうと思われたのですか?
Yさん:結論から言うと“時代の流れ”ですかね。現代におけるIT(情報技術)とは、単なる便利なものではなく、社会になくてはならないインフラの一つです。しかしながら、その急速な拡大に社会全体が追いついておらず、近い将来いわゆる“IT人材不足”が深刻化すると言われていました。そこで、情報系の大学に入り、ITの様々な知識とスキルを身に付けることによって、卒業後はIT人材として社会に貢献していきたいと考えたからです。
自分:なるほど、例えばどのようなITの知識を大学で学ばれましたか?
Yさん:そうですね…。主にプログラミングやマネジメントに関する実践的な知識・スキル、MOT(技術経営)などを学びました。その結果、国家資格である「基本情報技術者試験」を取得できるレベルには成長できましたね。
自分:情報系でも一枚岩ではなく様々な実務が存在するんですね。
自分:それでは、次の質問に移ります。実際の授業など、どのような内容でしたか?やはり、英数字が並ぶプログラムなどを鮮やかに操作されていたのですか?
Yさん:正解でも不正解でもあります。基本はアルゴリズム(プログラミングの基礎となる考え方)を中心として学び、皆さんが思っているようなプログラム言語自体は基本的には各自で勉強するというような形になります。
自分:プログラミング言語というと、具体的にどんなものがあるんですか?また、どんなものに使用されるのでしょうか?
Yさん:まず、最初に勉強するのが「C言語」と呼ばれるもので、ロボット開発やゲーム開発・AIなどの機械制御など幅広い用地があります。その他にも「Java」や「Python」などがあります。それぞれ難易度や得意分野が違うため、用途により使用言語を変化させています。
自分:これだけの種類があれば、学習の量自体も大変な時間を要することでしょう。
Yさん:はい(笑)。一つの言語でも100~2000時間ほどかかりますね。
自分:では、気になる就職先についてお聞きします。まずYさん自体どのような企業に就職されましたか?
Yさん:私はやはり情報系の企業に内定をいただいております。
自分:学部全体ではやはり、情報関連の就職先が大多数になりますか?
Yさん:意外と情報系以外が過半数だと思います。特にサービス関係でもレジが機械式のものが増えたり、PCやインターネットを通じて管理したりする(POSシステムなど)ことが行われてきているため小売りや製造業なんかにも就職する人は多いです。
自分:実際に私のバイト先でもPOSシステムで商品を管理してお客様情報を一つにまとめようとする動きがありました。また、身近でもレジの自動化もよく見かけますね。
自分:それでは、最後になりますが実際大学に入って見られて自分自身にどんな変化がありましたか?また、情報系の大学の魅力はどこにあると思いますか?
Yさん:これはすべてに共通することなんですが、友人関係そして遊び、が大学では社会に出る一歩手前として学習できると思います。また情報系の魅力は正直なところありません。ですが、私の場合は業界への関心のほうが大きかったため魅力と言われると今一ピンっと来ないって感じですかね。
自分:確かに、日本ではあまり長期間自由な時間がない、だからこそ大学で思い切り遊ぶ。また、情報系といえば、職種には寄るとは思いますがやはり「どこでも仕事ができ、働きやすい」そういった印象もありますね。
自分:これでインタビューは終了とさせていただきます。これが情報系の全体とまではいきませんが、一つの面白みであり学習することのできる内容でもあります。もし、情報関係に興味をお持ちの方のお役に立てたのであれば幸いです。Yさん、本日は長い時間インタビューにお答えいただきありがとうございました。
Yさん:ありがとうございました。